「日本人も10年後にはわれわれを理解する」 騒音問題を起こしたクルド人の驚くべき主張 「公衆トイレで行為」など数々の問題行動も

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暴動に性的暴行事件

 暴動も起きた。2023年7月、川口市立医療センターに約100人のクルド人が集結。きっかけは不倫。解体業の当時45歳の男が、妻と浮気した26歳と35歳の男の頭部や頸部を切りつけた。双方のファミリーが搬送先の病院に集まり、警察車両が何台も出動、機動隊も動員。救急搬送の受け入れが5時間半ほどストップした。

 昨年1月には10代の女子中学生が、20歳解体業のクルド人の男にコンビニの駐車場に停めた車内で性的暴行を受けた。容疑者は懲役1年執行猶予3年の判決となったが、その執行猶予中の9月に12歳の少女に再び性的暴行をし、逮捕、起訴されていることが12月になって判明した。

 同9月には市内前川で、無免許で乗用車を運転するトルコ国籍(川口にいるクルド人はトルコ国籍として報道されるケースが多い)の18歳解体業の男が二人乗りのバイクに衝突して逃亡。死亡者が出た。

「ココハニホンデスカラ」

 そんな街に、緊張を覚えながら入ったのは昨年9月。

 しかし筆者が滞在しようとしているJR西川口駅周辺にとくに荒れた様子はない。ただ、外国人の多さに驚いた。歩くと、さまざまな国の言葉が聞こえてくる。

 市の人口は約60万6000人。その7.9%(2024年12月、川口市調査)が外国人。中国人、ベトナム人、フィリピン人、トルコ人……など。

 クルド人はどんな顔なのか? 体つきなのか? 彼らが毎日集まるというクルド人経営のケバブ店を訪れた。店内には肉を焼く香りが満ち、聞きなれない言語での会話が飛び交う。店員も客もみんなクルド人だ。

「僕、日本人ですけれど、入っていいですか?」

 店長らしき人に、日本語でおうかがいをたてた。

「モチロン。ココハニホンデスカラ」

 店内で日本語が通じることが分かり安堵する。

 クルド人は皆腕が太い。胸板は厚い。もみ上げとあごひげはつながり、タトゥー率が高い。深夜の街でこの人たちが前から歩いてきたら、身構えるだろう。だがこれも偏見かもしれない。

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