「日本人も10年後にはわれわれを理解する」 騒音問題を起こしたクルド人の驚くべき主張 「公衆トイレで行為」など数々の問題行動も

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川口市で生まれている対立構造

【全2回(前編/後編)の前編】

 埼玉県川口市でクルド人がさまざまなトラブルを起こしている。その一方で、それらの報道を「ヘイト」だと指摘する人たちもいて、市内は親クルド派と反クルド派に割れているとも。いったい真相はどうなのか。実際、現地に住んで2カ月間取材をしてみると――。

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「埼玉県の川口市で暮らしながら、クルド人を取材しませんか?」

 編集部から唐突に提案された。冗談だと思った。暮らす? ずっと川口にいるってことでしょうか?

「ウイークリーマンションにしばらく滞在して、できるだけ市民に近い気持ちで取材してほしいんです」

 そう念押しされた。

 川口ではクルド人がさまざまなトラブルを起こし、厳しく批判する報道がなされている。一方で、そうした報道を「デマ!」「差別!」とうったえる層もいて、対立構造が生まれている。そこに門外漢の記者が肌感覚で記事を書くというミッションだ。しかし、言うは易し行うは難し、ではないか。

ゴミ捨てや執拗なナンパ

 クルド人は、主に中東北部の山岳地帯に住むイラン系民族。国を持たず、4000万人ほどがトルコ、シリア、イラン、イラクなどに暮らしている。そんな彼らがこの10年ほどで川口に急増。行政のルールを無視したゴミ捨て、地域住民女性への執拗(しつよう)なナンパ行為、トラックや改造車での暴走、大音量でのレイヴ(音楽パーティー)……などを行っている。

 解体業で働くクルド人が運転するトラックは道路運送車両法で定める最大積載量を超える荷を積むことが多く、荷崩れなどを起こし、“クルドカー”と呼ばれるようになった。

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