「最悪のシナリオ」小室佳代さん自伝エッセイ出版の評判 「いじめ」発言から間もないタイミングで
できれば母親を止めて欲しかった
「言論の自由は当然保証されているとはいえ、宮内庁としては“最悪のシナリオ”のようです。佳代さんに対しては“とにかく何か言いたいことがあったのだろう。言われたままというのは嫌だったのだろう”との見方をされているようです」(同)
昨年末、秋篠宮さまのお誕生日の記者会見での「いじめ」というフレーズが大きな波紋を呼んだのは記憶に新しいところ。宮内庁の広報戦略がうまくいっているとは言い難い状況に、新たな要素が加わることはあまり歓迎できない、というのも道理だろう。
宮内庁にとっての「がっかり」の矛先は圭さんにも向かっているとされる。
「意外なことかもしれませんが、宮内庁の中には“佳代さんについては話が通じないところはあるが、圭さんはそこまでではなく話が通じるところもあるだろう”と見ていた人もいるようです。それが今回の件を受けて、“うーん、できれば母親を止めて欲しかった”との指摘もありました。“無念だ”という声まであり、佳代さんへの不信感は根強いものがあると感じたものです」(同)
同書は暴露本ではなく、料理や子育てに関するエッセイ集とのことだが、とかく「深読み」「考察」が盛んな風潮だけに、あらゆる読まれ方をすることは避けられない。好意的な受け止め方一色になるのは難しいだろう。
秋篠宮家や宮内庁としては新たな火種を抱えたということになるだろうか。
大きな波紋を呼んだ年末の秋篠宮さまの「いじめ」発言については、関連記事(「“いじめの主体は国民”という趣旨のご発言」 秋篠宮さまが吐露された「衝撃のフレーズ」とは)に詳しい。
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