佐々木朗希(23)マー君反面教師に“イチローへの配慮”に成功も…面談の「宿題」が招いたMLB球団の“反感”とは?
山本とは比較にならない包囲網
昨オフ、ドジャースに投手史上最高額でポスティング移籍した山本由伸投手も、交渉ではメッツのスティーブ・コーエン・オーナーと日米で2度にわたって会食をしながらも入団を断ったことで、メッツの本拠地ニューヨークを中心に大いに不興を買った。特に米国ではコーエン氏が邸宅に招待し、食事を共にした。メッツは「条件面をつり上げるダシに使われた」と憤り、現場フロントが一体となって山本が登板してきた数少ない試合では目の色を変え、つぶしにいったという。
佐々木の宿題を提出した球団はドジャースのほかにパドレス、ブルージェイズ、ジャイアンツ、ヤンキース、メッツ、レンジャーズ、カブスとみられている。
「シーズンでは佐々木にも山本と同様のことが起きるでしょう。しかも1球団だけではありません。無駄足を踏まされた上、利用されたこの7球団を相手に投げる試合では洗礼を受けることになるでしょうね。ブルージェイズなどは最後まで佐々木獲得を目指したことで、他の海外の有望選手の獲得競争に大きく後れを取って、踏んだり蹴ったりでしたから」(同)
佐々木は1年目から山本とは比較にならない包囲網を覚悟する必要があるようだ。
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