ブラ姿をネットにアップし一発退学…“悲劇のヒロイン”ちーまき(19)の現在「お父さんから信用されていない…」

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グラビアは10代でやめてもいい

 そのちーまきが唯一したいこととして挙げたのが恋愛リアリティーショーへの出演だ。

「恋リアには一回出てみたいです。めちゃ面白そうじゃないですか! 『オオカミくんには騙されない』の高橋文哉さんの出ている回がすごく好きなんです。バラエティーとか演技ですか? 絶対に向いてないです(苦笑)」

 グラビアについても必要とされればやると話すが、自分の中での区切りを決めている。

「10代が終わったらやめてもいいなって思っています。グラビアは楽しいですけど、20代にはもっと綺麗なお姉さんがたくさんいるじゃないですか? だからそういう人と自分を比べて病んじゃいそうな気がするので...」

 そこには自分への自信のなさがうかがえる。

 SNSはやり続けているが、メンタルはどちらかというと弱い。鍵アカウントになったり、時にアカウント自体が消されてしまうこともある。つい、先日もXのアカウントが鍵垢になっていた。

「SNSで投稿すると、たまに知らない界隈からめっちゃ引用リツイートとかDMが来るんです。そうすると少なからず自分って影響があるんだなと実感するんですけど、そう考えると怖くなってきて鍵をつけました」

 おそらく本質的にはSNSは向いていないかもしれない。ただ、強いメンタルや強気の姿勢が多い芸能界で、こうしたすれていないところが、ちーまきの魅力の一つだ。純粋さと不器用さを併せ持つ彼女がどんな物語を紡ぐのだろうか。

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 そもそもPR案件はやっていなかったちーまきだったが「単純に欲しくて」下着案件を受けたそう。その経緯は【なぜ下着姿をSNSに載せたのか…消せと言われて「無理です」 高校退学のちーまき(19)が騒動を振り返る】で詳しく語ってくれている。

徳重龍徳(とくしげ・たつのり)
ライター。グラビア評論家。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。その後、テレビ局のオウンドメディア編集長を経て、現在はフリーライターとして雑誌、ウェブで記事を執筆している。2025年1月24日には日本初のグラビアガイドブック「一度は見たい! アイドル&グラビア名作写真集ガイド」(玄光社)が発売される。 X:@tatsunoritoku

デイリー新潮編集部

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