高校野球「7イニング制導入」なら“公立の星”は有利に!? 過去の試合を分析すると見えてくる“負の側面”とは

スポーツ 野球

  • ブックマーク

 1月10日、日本高野連が「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」を開き、7イニング制への移行の可否を検討する議論をスタートさせた。近年はタイブレーク制、投球数制限、申告敬遠、継続試合、低反発バット、夏の甲子園の2部制と新制度が矢継ぎ早に導入され、DH制導入も検討されている。【久保田龍雄/ライター】

 ***

 だが、これらの新制度は、必ずしも良い面ばかりとは限らないのも事実。昨夏の甲子園大会決勝、京都国際対関東第一は、2006年夏の決勝、早稲田実対駒大苫小牧(延長15回引き分け)のような名勝負になり得たかもしれない試合を延長10回タイブレークで強制終了させた感があった。...

つづきを読む