中日の守護神「マルティネス」を獲得した巨人 これまでも他球団で成功した「助っ人外国人」を数多く“引き抜いて”きた過去が
巨人が中日の絶対的守護神・マルティネスを獲得し、リーグトップのリリーフ防御率をさらに盤石なものにし、「前半のリードを守り切る野球」でV2を狙っている。もともと巨人は、自前で獲得した助っ人に“外れ”が多く、他球団で実績を残した助っ人を引き抜く傾向が強い。打者ではラミレス、ペタジーニ、ローズ、李承燁らがおなじみだが、投手の引き抜きも多数に上る。【久保田龍雄/ライター】
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その走りとなったのは、1997年にロッテから移籍した208センチの長身左腕・ヒルマンである。...