ホラン千秋は「テレビ各局にリベンジを果たした」 次なる主戦場は女優業か

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田中みな実が成功例

 なるほど、彼女のキャリアと女優業は、切っても切れない関係のようだ。

「連ドラの本格初出演は、23年の『コタツがない家』。準主演といってもいい役柄で、決まったときには大変な喜びようでした。そして昨年10月期には『放課後カルテ』で、これも準主役級の小学校の担任教師役。とはいえ、日中の大半が『Nスタ』の本番や打ち合わせで拘束されており、どうしてもドラマに全力投球というわけにいかない。そのジレンマから『Nスタ』降板というアグレッシブな道を選んだのでしょう」(前出の民放幹部)

“キャスターから女優へ”の道筋には、すでに先人がひしめいている。

「田中みな実が成功例ですね。加藤綾子や鷲見(すみ)玲奈もいっとき女優業に進出しましたが、どうしても“カトパンが演技している”“すみちゃんが演技している”と観えてしまった。その点、最近では森香澄は女優としても立派に役柄を演じ切っています」(同)

 そうして、ホランにはなむけのアドバイスを贈るのだ。

「彼女の場合も、これまでのドラマでは“ホランが演技しているな”と見受けられました。まずは役に入り込んで、作中で“ホラン千秋”感を消せるかどうかがカギとなるでしょう」(同)

 大決断は吉と出るか。

週刊新潮 2025年1月16日号掲載

ワイド特集「笑う門には福来たる」より

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