看護師の収入をほとんど注ぎ込んで…「43歳女性」がハマった“驚きの趣味”とは? 「日本で生活していては経験できない癒やしがある」
目的は登頂ではない
ただ、そんな彼女には歴戦のクライマーのような威圧感や気負いはない。どこまでも自然体である。
「私の目的って登頂じゃないんです。登頂できなかったらまた来られるぐらいの気持ち。もちろんシビアな世界ではありますが、ベースキャンプでシェルパたちと暮らすのが楽しくって、ヒマラヤに行くのも休暇で行く感じです。ヒマラヤには日本で生活していては経験できない癒やしがあるんですよ」
看護師を続けながら、今後は「ヒマラヤ休暇」の楽しみをより多くの日本人に知ってもらうため、いろいろと山旅の企画を立てているのだという。ちなみに撮影したのは昨年末のこと。この翌々日、彼女は募った仲間とネパールにトレッキングに出かけていったが、さて、どんなご利益、もとい癒やしと出会えるのだろうか……。