「中居正広のおわび、当初は文言が違い…」 芸能活動の継続について「もっと強い言葉で明記されていた」

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ほぼ一人で個人事務所を切り盛り

 もっとも、女性側が「修正」に納得していないのは明らか。実際、中居のコメント公表後、間髪を入れず、

〈私の人生は元には戻らない、それだけです……〉

 というメッセージをニュースサイトに寄せたのだ。

「『おわび』の言葉が女性側のさらなる怒りを買った格好です。こんな言葉を女性側に吐かれてしまったら、中居本人がいくら示談による解決を強調しても意味がない。各局、最終的には中居側・女性側双方の聞き取りをもって中居の番組を打ち切るか判断することにはなりますが、地上波復帰は絶望的な状況です」(前出の関係者)

 しかし、返す返すも疑問なのは、周囲に適切な助言を与えられる人物がいなかったのか、ということだ。

 この点、先の関係者がため息交じりに語る。

「中居は2020年に旧ジャニーズ事務所から独立し、個人事務所『のんびりなかい』を設立するにあたって、ジャニーズの男性社員を1人、マネージャーとして引き抜いています。ですがその後、男性はジャニーズに籍を戻してしまったのです」

 中居は事実上、ほぼ一人で個人事務所を切り盛りするような状況だったというのである。

あの元マネージャーも

 芸能事務所関係者の話。

「元SMAPのマネージャー・飯島三智氏ならばこの難局に対処する知恵を思い付いたかもしれませんが、飯島氏も“中居からは一言も相談がなかった。私自身、騒動が大きくなってから知ったくらい”と知人たちに話しています」

 同様に、かねて中居の相談役として知られる田辺エージェンシーの田邊昭知会長(86)も本誌(「週刊新潮」)に「(相談は)まったくないです」と言葉少なに語る。

 女性側の代理人弁護士に中居の「おわび」に関する事前折衝などについて聞いたが、

「守秘義務との関係でお答えいたしかねます」

 との回答。

 一方、中居の代理人弁護士にも取材を申し込んだが、期限までに回答はなかった。

 スターをいさめる側近の不在が、テレビ追放の流れを決定付けてしまったか。

 関連記事【中居正広のトラブル、フジテレビ役員が佐々木アナを擁護… 「悪く言われるのはかわいそう」「涙ながらに寄り添ったのに」】では、フジテレビの役員が社員の前で渦中の佐々木恭子アナを擁護した問題について報じている。

週刊新潮 2025年1月23日号掲載

特集「テレビから抹殺された中居正広『女性トラブル』の残された謎」より

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