「陰謀の類い」が選挙結果を左右する時代に SNS選挙の台頭を許したマスコミの責任は 「無味乾燥な報道をしてしまった」

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「『マスコミの文法』が通じなくってきている」

【前後編の後編/前編からの続き】

「暴走SNS」によって結果が決まった選挙。昨年11月、斎藤元彦知事(47)が再選された兵庫県知事選挙を一言で評するとそうなる。異例の事態と熱狂の正体は何だったのか。われわれはそれにどう対峙すればいいのか。今年の参院選への影響について、専門家に聞いた。

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 前編【「“推し活”の一員としてエンタメに参加」 兵庫県知事選でなぜ「政治に興味がない人」までが熱狂したのか】では、SNSによって“推し活”と化した選挙のあり方について報じた。...

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