ウクライナに早期停戦以外の選択肢はない…トランプ政権発足前に流布される「ロシア経済衰退論」に“継戦を望む勢力”の思惑
強気の姿勢を修正したトランプ氏
トランプ次期政権はウクライナ停戦に向けて動き出したようだ。
次期政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めるウォルツ下院議員は、12日に放送されたABCテレビの番組で、トランプ氏がロシアのプーチン大統領と少なくとも数日か数週間以内に電話協議することを「期待している」と述べた。トランプ氏も9日、プーチン氏の希望を受けて会談を調整中であることを明らかにした。
ロシア側も対話に前向きだ。ロシア大統領府は10日「トランプ氏が対話を通じて問題解決を図る意欲を示していることを歓迎する」と表明した。...