なんで「部屋とYシャツと私」が代表曲?の疑問はいまも…「平松愛理」がデビューを実感した“新幹線の出来事”

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誓いを果たす日

 そして2月2日には、TOKYO FMホールで記念すべきライブが開かれる。大学時代に活動し、1986年に「いつか絶対に東京でプロになって会おう」と誓い合ったバンド「ERI & WANDERLAST」の再集結である。ギターの古川昌義、キーボードの森俊之、ドラムの山下政人が集まり、平松の35周年と合わせた企画だ。メンバー全員が“60歳還暦”として揃うわずかな期間、しかも売れっ子ばかりが集まり、この日に調整がついたこと自体が奇跡だろう。

「メンバーはちょっとした親戚、従兄弟とかハトコみたいな感覚。みんな素敵な歳の取り方をしているし、過去の自分との再会でもあるので、素晴らしい時間にしたいと思っています」

 すでにチケットは完売。次の平松のライブは平松愛理ツアー2025「北風と太陽と私」の東京・大手町の三井ホール(6月1日)、神戸市の神戸朝日ホール(6月22日)を待つことになるが、まずは2月のライブで大いに楽しませてくれそうだ。

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 第1回【“あなたには才能がない”と否定されても…思いを貫いた「平松愛理」の軌跡】では、人前で自作曲を歌う幸福感に浸り、プロのシンガーソングライターを目指した学生時代などについて語っている。

デイリー新潮編集部

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