「美女と野獣」の結婚と言われて30年…小倉久寛、元宝塚の妻と夫婦円満の秘訣「アタックの時は必死でした」

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「大体、僕が拗ねています」

――1994年に元宝塚 所属で女優の速水溪さんと結婚されました。今年で結婚30年目となります。今でも仲良しですか。

 仲良しですよ。支えになってくれています。ただ、喧嘩はしますよ。ちっちゃなことですけど。「『あれやってくれ』と言ったのにやってくれなかった」とか。そんなようなことです。大体、僕が拗ねていますね。

――出会った当初の印象はどのようなものでしたか。

 昔、ジープみたいな4輪駆動の車に乗っていたんですよ。すごく大きい車でした。背が高くて、長いコートを着て、それで車からバンと降りてくる姿がすごくかっこよかったんですよね。

――結婚当時は「美女と野獣」とも言われました。出会った当初は猛アタックされたと伺いましたが。

 アタックの時は必死でしたからね。こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、釣った魚に餌をやらないタイプかもしれません(笑)。結婚記念日とか誕生日とか、何にもやらないですね。忘れているわけじゃないんですけど、何もしないので怒られますよ。

――家事は手伝っていますか。

 できることは手伝います。ただ、旅行の計画を立てるとかはめんどくさくて ……そういうのも怒られますね。

――夫婦円満の秘訣はありますか。

 感謝の気持ちを忘れないことが一番大事だと思います。それは夫婦間だけでなく、誰に対してもそうですね。

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 前編では、小倉が45年間にわたりタッグを組んできた三宅裕司について語っている。

■小倉久寛
1954年、三重県出身。1979年、三宅裕司主宰の「スーパー・エキセントリック・シアター」の旗揚げに参加。舞台、映画、テレビなどで活躍する。2025年2月21日から東京・紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAで、生誕70年 を記念したコントライブ「ザ・タイトルマッチ3」を行う。

デイリー新潮編集部

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