小倉久寛、三宅裕司を語る 「自分は舞台に向いていない」とこぼした時の“大先輩”の答えとは

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日替わり豪華ゲスト

――舞台上の楽屋では、具体的にどのようなことが行われるのでしょうか。

 楽屋でやることは全部やります。台本チェック、次のコントについての話し合いもその場で行います。「あそこはこうしたほうがいい」「ちょっとこう変えてみたい」など、思いついたアイデアをすぐに試せるのが特徴ですね。内容が急遽変更になることもあるかもしれません。

――そういったハプニングも、お客さんには楽しんでもらえそうですね。

 そうなんです。お客さんはハプニングを楽しむものですから。だから、そういう予期せぬ出来事が、逆に盛り上がりにつながることもありますね。

――各公演で舞台の内容が変わる可能性もありますか。

 はい、十分にあります。以前の公演でも初日と千秋楽で大きく内容が変わりました。今回もその場その場で違った舞台になるかもしれません。

――コントの具体的な内容について、三宅さんと打ち合わせはしていますか。

 大まかなコンセプトは共有しており、日替わり豪華ゲストも出演します。
(浅野ゆう子 小林幸子 戸田恵子 牧野由依 未唯mie 水夏希 50音順 敬称略)

――今回、ツッコミ役としての挑戦もあるとのことですが。

 はい、三宅さんがボケで、私がツッコミを担当するコントがあります。これがまた大変で。普段の人生がボケのようなものなので、ツッコミをするのは新鮮で挑戦的です(笑)。

――ツッコミ役はやはり難しいですか。

 私はこれまでいろんな人に流されながらやってきたので、人をツッコんでストーリーを引っ張っていくというのは体に染みついていないんです。それがどうなるか、少し心配ですね。三宅さんのツッコミがとても鋭いので、60歳を過ぎても益々、ペラペラと話すようになってきて、マシンガンのようなボケやツッコミをされると、私が対応できるのか不安です(笑)。

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