「日本製鉄はさっさと900億円払って手を引いた方が」 “代償”として得られるものとは

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「日本製鉄によるUSスチール買収計画を阻止する」――。今月3日のバイデン米大統領の声明を受け、日鉄は記者会見を開き、“徹底抗戦”の構えだ。仮に破談となれば、900億円近くの違約金を払う可能性が浮上しているためだが、実はその“代償”として得られるものもあるという。

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 バイデン大統領が下した買収計画中止命令を受け、日鉄とUSスチールは「失望している。決定は明らかに法令に違反している」とそろって批判した。

 退任間際のタイミングで突然、横ヤリを入れた行動の背景には何があるのか。...

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