中居正広は「周囲に引退をほのめかしている」 フジ女性幹部が対応を誤った理由とは

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慎重な対応が迫られるフジテレビ

 さる民放の幹部は、

「現在、女性側の主張しか発信されていないので、中居側の主張も精査しないといけない。今後、双方の代理人を通じて聞き取りを行う予定ですが、それまでは番組の差し替えで対応するしかありません。無論、女性側の主張が真実だと認められた場合、番組は打ち切りにせざるを得ません」

 と語るが、各局の中でも、特に慎重な対応を迫られているのがフジテレビだ。

木で鼻をくくったような対応

 フジテレビ関係者が明かす。

「実はXさんは問題発生直後に旧知の間柄だったフジの女性幹部に被害の相談をしていました。ところが、その幹部は被害をたんなる男女関係のトラブルだと捉えて、Xさんに対して親身に相談に乗らなかった。彼女が心を病んでしまった一因は、そんなフジ側の木で鼻をくくったような対応にあったのではないかと社内でささやかれています」

 フジテレビは、

「食事会に関しては、当該社員は会の設定を含めて一切関与しておりません」

 などと回答。一方、女性の代理人は弁護士としての守秘義務から、回答は差し控えるとしながらこう語る。

「ご本人は人生の再スタートのために懸命に努力しており、代理人としてもその姿勢を素晴らしいと思い、大切にしたいと考えております」

 中居は代理人を通じて、

「スポンサーのご判断を真摯に受け止めております。今後ご理解が得られるように守秘義務を順守しながら対応させていただきたいと思います」

 と本誌(「週刊新潮」)に述べたのだが、

「中居自身は相当弱気になっており、周囲に引退をほのめかしています。ピーク時の年収は10億円を下らなかったので、一生暮らしていけるだけの金は蓄えていますしね」(前出・幹部)

 引退が現実味を帯び始めている。

週刊新潮 2025年1月16日号掲載

ワイド特集「笑う門には福来たる」より

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