時給910円のピザ屋バイトから7000人の頂点に 宮崎の18歳“シンデレラガール”は「ブルーハーツ」好き

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秋好美桜、ドラマ「プライベートバンカー」出演

 モデルで俳優の秋好美桜(18)がテレビ朝日系ドラマ「プライベートバンカー」(1月9日放送スタート)に出演する。昨年3月に行われたオーディションで、約7000人の中からグランプリに輝いた新星。それ以前は、地元・宮崎のピザ屋でアルバイトする普通の高校生だったという。ドラマ撮影の様子や高校時代について聞いた。

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――どのようなドラマになりますでしょうか。

 富裕層の資産管理をするマネーのスペシャリスト「プライベートバンカー」が、お金にまつわる数々の問題に切り込んでいくというお話です。

――役どころについて教えてください。

 私はおだんご屋さんを経営している鈴木保奈美さん演じる飯田久美子の娘・飯田芹奈役で出演します。

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。

 撮影スピードが速く、最初は現場の流れについていくのが大変でした。

――お母さん役は鈴木保奈美さんですが、いかがでしたか。

 最初に私が「芹奈役を務めます秋好美桜と申します」とご挨拶したら、丁寧にご挨拶を返してくださいました。私が緊張してセリフを飛ばしてしまった時も、肩をさすって励ましてくださったんです。現場でも周りに常に気を配りながら、笑顔で接してくださって、とても優しい方だなあと思いました。

――鈴木さんからの印象に残っている言葉やアドバイスはありますか。

「最初は難しいよね」と共感して声をかけてくださり、ずっと寄り添ってくださいました。

――他に印象に残っていることはありますか。

 共演者の方から演技についてのアドバイスを頂いたり、「舞台などを実際に見に行くと声の出し方の勉強になる部分が多いかもね」と声をかけていただいたりして、ありがたかったですね。

本人が知らぬ間に母がオーディション応募

――もともと、俳優に興味はあったのでしょうか。

 いや、当初は全然興味がなくって……。現在、所属している事務所のオーディションがあったんですけど、それもお母さんが応募してくれたことがきっかけだったんです。

――ご自身が希望されて応募をしたわけではないということですね。

 はい。実は、オーディションがあったこと自体知らなくて、第一次審査の前日にお母さんから知らされました。

――オーディションはどのように進んでいったのでしょうか。

 最初は書類審査に受かって、次は福岡で面接、そこから大阪、そして東京と進んでいきました。正直、「これは落ちたかな……」と思う場面もありましたが、毎回受かっていて、びっくりしました。

――グランプリを取って、お母さんも喜んでくれたのではないでしょうか。

 電話で報告した時、最初は「嘘をつくな!」って言われました(笑)。「嘘じゃないよ、本当だよ」って何度も言ったらようやく信じてくれました(笑)。

――グランプリでの獲得賞金1000万円はどうしましたか。

 親に貯金してもらいました。

――会見では「革ジャンが欲しい」と言っていましたが、いい革ジャンは見つかりましたか。

 まだ、探している途中です。革ジャンは高いですが、長く使えるものなので、自分に合った「これだ」というものを見つけてから、手に入れたいと思っています。

――なぜ、革ジャンが好きなのでしょうか。

(ロックバンドの)「ザ・ブルーハーツ」が好きなんです。(メンバーの)甲本ヒロトさんや真島昌利さんがよく革ジャンを着ていたので、それに衝撃を受けました。

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