中居正広「実刑判決が下るレベルの示談金」 女性トラブル後の見通しは暗い

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具体的で合理的な説明がない以上

 昨年12月15日放送の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)で、岡田准一が中居の相方を務めることが発表されたが、フジテレビ側は《番組MCの中居氏に関する報道を受け、状況を総合的に検討した結果、1月12日の放送から当面の間休止とする判断に至りました》と発表した。

 10日に放送予定だった『中居正広の金曜日のスマイルたちへ 新春SP』(TBS系)、11日放送予定の『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日系)、13日放送予定だった中居、東野幸治、ヒロミの3人がMCを務める『THE MC3』(TBS系)は差し替えられる。

 レギュラー出演する『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)も次回11日の放送分を見合わせることになった。

「女性側と合意に至っていたとしても、中居が性加害者であったことが類推される状況だとメディアやクライアントは中居を使いづらいことは間違いないでしょう。具体的で合理的な説明が中居側からない以上、番組が成立しないということもあるのかもしれません」(先の弁護士)

 中居が9000万円を支払った際には「口外しない」旨の守秘義務が設定され、今回の暴露については守秘義務違反に問われるのではないかとの見方もある。

守秘義務違反に問われても

「被害を受けた女性当人でなく、その知人などを通じてメディアに対して事情を打ち明けたとしても守秘義務違反に抵触する可能性があります。とはいえ、それをもとに中居が女性側の責任を追及することはないでしょう。そもそも中居には何があったのかについて公にされたくないとの意識が今もなお強くあるはずですし、女性本人もそこまで明らかにはしていませんからね。女性を訴えたりしたら、中居もダメージを受けますし」(同)

 松本人志の場合、トラブルの存在すら否定していたが、今回はいかなる形のものにせよトラブルそのものは「あった」ということは間違いない。

 説明を公の場では行わず、シンプルなコメントの発表だけ、という点は松本とも共通しているが、それが事態の改善に役立たないことは先例が示している通り。グレーなイメージを持つタレントを積極的に起用する動機はスポンサー側には薄い。スポンサーへの配慮が必要なテレビ・ラジオ局もまた起用を躊躇することになる。

 コンプライアンス意識を強く求められるメディアが疑惑を抱える中居を使いづらい状況が続くのは容易に想像できることだろう。

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