中居正広「実刑判決が下るレベルの示談金」 女性トラブル後の見通しは暗い

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番組やCMはお蔵入り

 昨年末、女性セブンによる報道で明らかになった中居正広(52)の深刻な女性トラブル。示談金として女性側に9000万円を支払ったとも報じられている。MCを務める番組やCMが徐々にお蔵入りする中、今後の展開はどうなりそうなのか。

 まず、中居が抱えるとされるトラブルの中身について触れておこう。トラブルの発生は2023年6月ごろのこと。女性と2人で会食した後に問題が起こり、両者間で弁護士を通じて話し合いを行った結果、中居は慰謝料など9000万円の示談金を支払ったとされる。女性セブンがこの件を報じた後に週刊文春も報道し、直撃取材を受けた女性は「(行為を)許していない」「(加害者の姿をメディアなどを通じて見るたびに)フラッシュバックする」などと語っていた。

 会食の場には中居と親しいフジテレビ幹部も同席予定だったとされるが、同局は社員の関与を否定している。

実刑判決が下るレベルだった可能性

 一方の中居は昨年12月27日、主催する有料会員サイトのスタッフブログで《この度は、大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません。今向き合わなければならないことを真摯に、懸命に取り組んでおります》とのコメントを出した。中居サイドはトラブルの存在を認めつつも、問題は解決済みのスタンスを取っている。

「一部では、中居の行為は逮捕・起訴され裁判で実刑判決が下るレベルだったのではないかとの見方もあります。そうでなければ9000万円という額はなかなか出てこないですから。中居の件を聞いて大阪のことを思い出しました」

 と、社会部デスク。

「大阪のこと」とは昨年、酒に酔って抵抗できない状態の部下の女性検事に暴行をしたとして大阪地検のトップだった元検事正が逮捕・起訴された件を指す。元検事正は女性検事の求めに応じて1000万円を支払ったが、女性検事はこれを後に返却したという。その9倍もの金額は、いかに中居が高収入であるとはいえ、規格外といえる。

 今回中居に関して報じられている内容をもとに、名誉毀損やプライバシー侵害などの問題に詳しい弁護士はこのような見方をする。

人生を台無しにされたのだから

「確かに実刑判決が下る可能性があるような案件だとの認識が中居はもとより女性側にもあったのでしょう。何よりも9000万円という額に驚きました。普通なら相手側から脅迫を受けているような状況でないと考えられない額です。つまり弁護士など専門家が介入せずに、相手方の言いなりになるようなケースですね。しかし今回はそういう状況ではないようです。両者が承諾した額だということなら、女性側が“人生を台無しにされたのだから、その対価を示してほしい”という提示をしたのかもしれないですね。中居側も絶対に公表されたくない類の案件だったというふうに推察されます」

 売れっ子である中居をめぐっては企業や広告代理店、テレビ・ラジオ局が対応に頭を悩ませているようだ。

 中居が出演していたソフトバンク、タイミーのCM動画はすでに削除された。中居が司会を務める7日放送の『ザ!世界仰天ニュース 新春4時間SP』(日本テレビ系)も入念な編集を施したうえで放送された。

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