子どもに中学受験をさせるなら「母親のキャリア」を真っ先に考えるべき…佐藤優氏が指摘する「中学受験」の本質的な問題とは

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受験の伴走者が父親ではダメなのか

「中学受験は加速度的に変わっています。首都圏と地方では実態も全く違い、受験への熱量は首都圏が圧倒しています。近年は京阪神に加え、札幌、仙台、名古屋、福岡、あたりの関心も高まっています」

 と、語るのは、教育事情にも通じる元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏。

 近年、中学受験は過熱していると指摘される。こうした状況にどう対処すべきか。佐藤氏はこう説く。

「東京に関して言えば、中学受験について考えるのは、子どもが小学校に入学した時点です」
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