水揚げは“サンマの13倍”でも生鮮向けの出荷は「たった1割」…水産のプロが「ぜひとも食べてほしい」と勧める“おいしい大衆魚”とは

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 この年末年始、お節料理をはじめ魚介類を味わう機会は多かったのではないか。マグロやサーモンのほか、カニやイクラ、酢ダコにカズノコ、ウニやホタテなど、正月向けに高級魚介の出番が増え、スーパーの品揃えも豪華になる。ただ、ここ数年、特にこうした「ハレの日」用の魚介類の価格が高い。

 タラバガニの1肩にかつての数倍の値が付いているほか、イクラはごく少量がカップに入っているだけなのに「こんなに高いの!?」と驚いてしまうほど。酢ダコも量の割に高いことが多く、何もかもが高根の花。...

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