「父親はいじめを放置」「母親も昔から異常性癖を知っていたはず」 鑑定留置中の女児連続殺傷・勝田州彦容疑者 異常な家庭環境、特殊性癖の“原点”を振り返る
特殊な家庭環境と来歴
兵庫県警は11月7日、別の女児殺害事件で服役中の勝田州彦(くにひこ)容疑者を殺人未遂容疑で逮捕した。2006年9月、兵庫県たつの市の路上で、学習塾から帰宅中だった小学4年生の女児を刃物で刺し、胸などに重傷を負わせた疑い。これまで女児を対象とした極悪非道の犯行を重ねてきた勝田容疑者の特異な家庭環境について、改めて振り返る。
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先月11日から勝田容疑者の精神状態を調べる鑑定留置が始まった。今後の裁判で勝田容疑者の刑事責任能力が争点になる可能性があることから、事件当時の精神状態を調べることになる。...