早朝まで“怒りの反省会”、創価学会を番組テーマに…在京テレビ局のタブーを打ち破った「やしきたかじん」が“浪速の視聴率男”だった理由

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 日本各地でテレビから関西弁が流れてくる瞬間は、いまや珍しくない。大阪芸人の東京進出が当たり前になり、「大阪を捨てるのか」の議論が盛んだった頃を懐かしく思い出す関西人も多いだろう。関西ローカル圏での人気を全国に拡大させたタレントも多いが、2014年1月3日に64歳で死去したやしきたかじんさんは少し違っていた。

 きわどいテーマに切り込むトーク番組を見事に回したり、過激発言で世間を沸かせたり。特徴あるダミ声で時に場をまとめ、時に盛り上げる独特の間合いなど、やしきさんのMCは東京でも十分に通用するレベルだった。...

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