B’zと橋本環奈は圧巻でも「けん玉」「ドミノ」はいつまでやる? 「紅白歌合戦」が今回も低調な原因

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「そもそも4時間半もの長時間の枠が必要なのかが疑問です。西野カナや氷川きよしの復帰企画もありましたが、『紅白』は復帰でいきなり出てこられる番組なのでしょうか。また、旧ジャニーズ勢の穴を埋めるべく韓国グループの多さも目立ちました。もちろん彼女たちが日本で人気なのはわかるし、見たい人がいるというNHKの言い分もあるでしょう。確かに、たくさんの“あなたの歌”は並べてありました。それでも演歌は企画中心だし、GLAYなら『誘惑』でTHE ALFEEなら『星空のディスタンス』、南こうせつなら『神田川』というのがNHKの認識です。これらをズラーッとならべ、本編の放送前から『まもなく紅白 今年もすごいぞスペシャル2024生放送!出場歌手続々登場!』(17:00~18:50)を2部に分けてずーっと放送していました。NHKは夕方から夜中まで『紅白』で潰したわけです」

「まもなく紅白」の前には「もうすぐ放送100年!大みそかスペシャル」(12:15~14:00)を2部制で放送。これも「紅白」も加えたNHKの番宣番組だった。

「他に放送すべき番組はないのでしょうか。『紅白』放送中も『受信料を今年もお支払いいただき、ありがとうございます』といったPRに力を入れていましたが、力のかけ方が違うのではないかと思わずにいられません」

 大晦日のNHKは番宣とPRばかりだった。B'zの「紅白」出場だって不調が続く朝ドラ「おむすび」のPRの一環であることは言うまでもない。

「『紅白』という番組を考え直す機会が来ているように思います。白組のトップバッターを務めたこっちのけんとは“ギリギリダンス”の『はいよろこんで』を披露しましたが、イントロの“トントントンツーツーツートントントン”が意味するのはSOSです。もはや『紅白』もギリギリのSOSを発している状態だと思います」

 双極性障害のこっちのけんとは「紅白」出演後、Xに《若干躁期でした。今後は跳ね返りと戦うために当分休みます》と投稿した。

「元気に出直すため、『紅白』も一度休んだほうがいいかもしれません」

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