「会いたい人と絶対会えるんです」…3年生存率7%「Dr.コパ」が語る“膵臓癌になって得られた2つの特権”

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死ぬ死ぬ詐欺でいく

――現在は癌の治療中ですが、仕事はどうなっているのでしょうか?

Dr.コパ:全然変わりません。本も書いているし、テレビもラジオもYouTubeチャンネルなども続けています。むしろ、InstagramやTikTokでライブを頻繁にしたりと忙しくなっているのかも。

――YouTubeの反響はありますか?

Dr.コパ:YouTubeとかSNSって面白いね。癌の話なんかすると、内緒にしている癌患者の方たちから結構反響があってね、「私も実は癌で、家族にも言えなかったんですけど、コパさんの話を聞いて言うことにしました」とか「コパさんの話聞いてたら、元気になっちゃった」なんてのが多い。だから「甘えられるよー」ってみんなに言っているの。

――資産家でもあるコパさんだが、もしもの時、相続はどうするのか?

Dr.コパ:資産に関しては、今、税理士が一生懸命計算しています。さっき言ったように、僕は遺言状を書く気はないからね。だから資産については何も気にしてない。遺した資産が多いほど、その人の功績と讃えられるのはおかしいしね。1円も遺さない人だって立派な人はたくさんいるわけだから。相続に関しても無頓着で、いくら資産があるかも僕は関心がない。

――その一方で、あの世にお金を持って行こうとしているんだとか。

Dr.コパ:あの世には金を持って行けないとよく言うじゃない。死ぬ間際になってさ、持って行けねえんだからとか言って、何となく納得しようとしてるじゃないですか。でも、死ぬ時に本当に持って行けないのか試してみようと思って。誰も試してないから。

――どうやって?

Dr.コパ:本当に方法がないものか本気で考えているんですよ。今回、膵臓癌になって、風水が効くのかもチャレンジしていますし、あの世に現金を持って行けるのか考えるのも楽しい。3年生存率7%だけど、人間はいずれ死ぬものですからね。死ぬ死ぬと言いながら、元気でいるつもりです。死ぬ死ぬ詐欺ですよ。

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 前編では膵臓癌を告げられて何を思ったかについて述べている。

デイリー新潮編集部

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