「私はプロでなく、ポーカー好きのニート」 京大卒の美女・岡本詩菜がわずか4年で世界を取れたワケ 「最大部門の賞金は14億円」

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「受験勉強と変わらない」

 わずか4年で世界を極めた強さの秘訣(ひけつ)を伺うと、

「理論を理解して暗記する。受験勉強と変わらないです」

 と意外なことをおっしゃる。どういうことか。

「ポーカーは、こういう状況ならこういうアクションを取るのが利益的、というのが決まっていますが、暗記できる量ではないので理論を理解する必要があり、結局は勉強と同じです。また、利益を最大化するためには対戦相手のプレーの癖などを見抜いて、それに合わせる必要もあります」

 というわけで、国内にいるときは、受験生のごとく勉強に明け暮れているそうだ。

優勝賞金は約14億円

 さて、岡本さんは女性限定部門での優勝だが、多くの大会は男女混合で行われる。WSOPの最大部門となると、参加費1万ドルで、約1万人が出場し、優勝賞金は1000万ドル(約14億円)に及ぶそうだが、

「そこで女性が優勝したことはありません。適性の差もあるかもしれませんが、現時点では女性のプレー人口は全体の10%もいません。今後はもっと女性プレーヤーが増えてくれたらうれしいなと個人的には思っています」

 いずれ手強い世界である。

週刊新潮 2024年8月15・22日号掲載

ワイド特集「人生は夏の影法師」より

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