「布川敏和」が明かす昭和アイドルの“紅白歌合戦ウラ話” メリーさんを激怒させた「不謹慎コメント」に、本木雅弘が泣くほどイヤだった「スシ食いねェ!」誕生秘話も

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「紅白に出られるのは“当たり前”だと勘違い」

 今や「国民的歌番組」の称号も形ばかりとなった紅白歌合戦。しかし、かつてこの番組には視聴率が70%を切るだけで「大事件」と言われた時代があった。昭和から平成にかけての“紅白黄金時代”を彩ったレジェンドの一人、シブがき隊の元メンバー・布川敏和がその熱狂とハプニングの数々を述懐する。

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 昔はインタビューで「紅白を目標に頑張ってきました」なんて答えていたりもしたけど、実際はそうでもなかったんだ。シブがき隊は1982年にレコード大賞の最優秀新人賞をもらったでしょ? 事務所の先輩だったトシちゃん(田原俊彦)やマッチ(近藤真彦)も、レコ大の新人賞を取ってそのまま紅白に出場という流れだったから、紅白に出られるのも“当たり前”だと勘違いしていた。...

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