佐々木朗希もメジャー挑戦へ 第1号のイチロー、史上最高額のダルビッシュ…「大型契約」の“ポスティング移籍史”を振り返る
ロッテ・佐々木朗希が12月9日、ポスティングの申請手続きを行い、メジャーとの交渉を開始した。これまでこの制度を利用してメジャーに移籍した選手は、第1号のイチローから今年1月にレイズとマイナー契約した上沢直之まで計25人に及ぶ。日本人選手の四半世紀にわたるポスティング移籍の歴史を振り返ってみよう(日本円は当時のレートで換算)。【久保田龍雄/ライター】
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ポスティング移籍第1号のイチローは、オリックス時代の2000年、前人未到の7年連続首位打者を達成すると、次なる目標をメジャーに定め、「自分の年齢(27歳)や肉体的な問題を考えれば、できるだけ早く行ければいいと思っていた」とポスティング(入札)制度によるメジャー挑戦を決意した。...