「舞台裏で男性歌手とすれ違っても敵意をむき出しに」 水前寺清子が明かす“バチバチ時代”の紅白歌合戦と、美空ひばりとの“確執”の真相

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「完全に“戦闘モード”」

 今や「国民的歌番組」の称号も形ばかりとなった紅白歌合戦。しかし、かつてこの番組には視聴率が70%を切るだけで「大事件」と言われた時代があった。昭和から平成にかけての“紅白黄金時代”を彩ったレジェンドの一人、水前寺清子がその熱狂とハプニングの数々を述懐する。

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 紅白歌合戦は本当の「戦」。いつもそう思って大みそかの舞台に立っていました。

 というのも、私が出場していた頃の紅白は、紅組と白組の対抗意識が今よりもっと強かった。...

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