天才少女「ミシェル・ウィー」の“長過ぎる冬”を終わらせたある日本人選手の存在 「身長が低い人のようにプレーしてみようと」(小林信也)
ミシェル・ウィーは、1989年10月、ハワイのホノルルで生まれた。両親は韓国出身。ハワイ大学教授だった父に4歳からゴルフの指導を受け、5歳の時には100ヤード飛ばしたといわれる。母親はミスコリアで、85年韓国アマチュア女子チャンピオン。
10歳の時、ミシェルは全米女子アマ予選を通過。12歳でアメリカ女子プロツアー初出場。13歳でメジャー大会のクラフトナビスコ選手権(現シェブロン選手権)9位。さらに2004年には男子ツアーのソニーオープン・イン・ハワイに出場し、予選2ラウンドを72、68で回った。...