佳子さま30歳 「私たちは籠の鳥」「いいなと思う人がいても、いつのまにかいなくなってしまう」…肉声から読み解く“苦悩”と「ご結婚のお相手」

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制度改正の前に……

 皇族であられることで得られる「特権」もあるが、一方で、「制限」も多々ある。一般国民と比べ、自由が制約されることについての悲痛な叫びである。

 これに加えて、眞子さんの結婚問題がこじれた2017年末以降は、SNSを中心とした秋篠宮家へのバッシングも激しくなった。佳子さまも時にその対象になり、心を痛められる部分もあったのだろう。こんなことも口にされていたという。

「佳子さまは最近『今は日本にいたくない』などと漏らされています。ご自身が何かをなさるたび、そのお振る舞いがあらぬ批判を招いてしまう。その繰り返しに辟易され、スマホなどはあるにせよ、国内の情報から“隔離”されたいとのお気持ちを抱かれているのだと拝察いたします」(2019年10月17日号、秋篠宮家の事情を知る関係者の証言)

 こうしたバッシングは未だ止まない。だからこそ、佳子さまの「皇室離脱願望」は膨らむばかり。最近もこんな発言をなされているという。

「『皇室から出るには結婚するしかない』とも口になさるようになっています」(2025年1月2・9日号、同)

 しかし、前述のように、皇室を巡る制度が改正され、女性皇族がご結婚後も皇族としての身分を保持することになれば、離脱もままならなくなる。その前の結婚が望ましい、とお考えになるのは自然であろう。

憧れる男性も

 では、その「お相手」はどのような方になるのだろうか。

 佳子さまは理想の男性像について、前述の大学卒業時の文書でこう述べている。

「以前もお答えしていますが、一緒にいて落ち着ける方が良いと考えております」

 また、「お相手がいらっしゃいますか」との問いには、

「このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません」

 大学時代には、憧れる男性もいらっしゃったそうだ。佳子さまのご学友のひとりが振り返るには、

「佳子さまは学生時代から自由闊達な方で、世間知らずな印象はありません。時には、気になる異性の話を口にされることも」(2021年9月23日号)

 とはいえ、交際もまた、皇族ゆえに思うようにはならなかったという。

「よく仰っていたのは“私がいいなと思う人がいても、いざ付き合いそうになると、いつのまにかいなくなってしまうの”ということでした」(同)

 苦悩は大きい。

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