佳子さま30歳 「私たちは籠の鳥」「いいなと思う人がいても、いつのまにかいなくなってしまう」…肉声から読み解く“苦悩”と「ご結婚のお相手」

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 12月29日、秋篠宮家の佳子内親王殿下が30歳のお誕生日を迎えられた。この1年、外交関係樹立125周年を記念し、5~6月にギリシャをご訪問されるなど、数多くの公務に邁進された佳子さま。一方で30歳と言えば、姉の小室眞子さんが結婚した年齢でもある。ご結婚は近いのか。そして、皇室に生まれたことによる苦悩とは――。「週刊新潮」が報じてきた、7つの肉声から読み解いてみよう。

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 佳子さまは2019年、24歳の時に国際基督教大学を卒業された。その際、ご結婚について宮内記者会から質問を受けられ、以下のようにご回答されている。

「結婚の時期については遅過ぎずできれば良いと考えております」

 それから5年。30歳を迎えられ、その時期はそう遠くない、というのが大方の関係者の見立てである。

 なぜなら、現在、国会では、皇族数確保に関する協議が進行中であるからだ。

「生まれた時からここしか知らない」

 2年前、政府の安定的な皇位継承策などに関する有識者会議は、皇族数確保のための具体的方策として、「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する」ことを一案として提案した。

 こちらは現在、衆参両院の正副議長が中心に、与野党協議が進んでいる。この9月には石破総理に中間報告が行われた。その中では、上記の案についても、「おおむね共通認識が得られた」と報告されている。議論はまだ続くが、これが成立すれば、佳子さまはご結婚された後も皇室に留まって引き続きご活動される可能性が出てくるのである。

 しかし、これを佳子さまは本当に望まれているのだろうか。

 かつて「週刊新潮」では、皇族に生まれたことに対する佳子さまの複雑なご感情について、秋篠宮家に近い関係者の、以下のような証言を紹介している。

「紀子さまはお子さま方に厳しい物言いで干渉されていた印象があります。年頃になられたお子さま方にすれば、口うるさく感じられた面もあったのではないでしょうか。実際、紀子さまと佳子さまとのやり取りが、口論に発展することも珍しくありませんでした」

 そして、その際、佳子さまは強い口調でこのようなことをおっしゃったという。

「“お母さんは結婚するときに納得した上で皇室に入ったのでしょう。でも、私とお姉ちゃんはちがう。生まれた時からここしか知らないのよ”と。佳子さまは、ご自身が“籠の鳥”も同然ではないかと仰りたかった。紀子さまはそれを覚悟された上で相思相愛となられた秋篠宮さまと結ばれました。しかし、宮家に生を享(う)けたご自分たちは、そもそも人生を選ぶことさえできない、と。佳子さまのお言葉を耳にした紀子さまは、それ以上反論なさることはなく、黙ってしまわれました」(2021年9月23日号)

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