2010年代後半から、音楽ストリーミングサービスの普及によって各国の楽曲が気軽に聴けるようになり、今や世界的な人気となった日本のシティ・ポップ。ここ数年でも、松原みき「真夜中のドア~stay with me」、竹内まりや「プラスティック・ラブ」、泰葉「フライディ・チャイナタウン」など昭和の楽曲が次々とヒットを飛ばしており、24年12月20日現在、Spotifyにおける累計再生回数は、それぞれ約3億5,600万回、8,400万回、6,900万回にものぼる。そして’25年に向けて、さらに大きな広がりを見せているのが杏里の楽曲だ。...