神木隆之介の「1人2役」すら、大いなるどんでん返しへの“伏線”だった 「海に眠るダイヤモンド」の仕掛けに驚嘆
70年間の人間ドラマ
12月22日の放送でもなお“ロス”が止まらない、TBS系の日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」。「逃げるは恥だが役に立つ」や「アンナチュラル」を手がけた野木亜紀子氏の脚本のおかげで、いたるところに視聴者が気になる伏線がちりばめられ、ストーリーが進むごとに沼にはまっていく。そして最終回は、見事などんでん返しを用意していた。(※以下、ネタバレを含みます)【大宮高史/ライター】
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1955年の長崎・端島から、現代までおよそ70年間の人間ドラマを描き切った本作。...