「行列のできる相談所」の次は…“リストラ候補”と目される長寿番組 「コメントがピント外れ」「番組の構成自体がマンネリ」
有力な“リストラ候補”
ところで、テレビの“長寿番組”といえば昭和41年から放送が続く演芸番組「笑点」(日本テレビ系)が来年で60年目、昭和51年に始まったトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)は50年目を迎える。ともに看板番組との位置づけだけに今後も安泰だが、一方で有力な“リストラ候補”と目されているのが、TBS系のバラエティー「アッコにおまかせ!」だという。
TBS局員が解説する。
「当初から和田アキ子(74)がMCを務め、今年放送40周年ですが、9月に“来春で放送終了”との一部報道が出た。ここ数年、アッコさんは体調が優れず、昨年と今年、膝と股関節の手術で入院した。番組を休むことも増えています」
「トドみたい」
和田は“芸能界のご意見番”として、これまでさまざまなテーマで見解を披露してきた。ところが最近は失言も増えていた。
「今夏のパリ五輪に際して、女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手(26)がフィールドで寝そべる姿を“トドみたい”と評して大炎上。すでに番組の構成自体がマンネリの上、加齢ゆえかアッコさんのピント外れのコメントに、共演者らが“?”と腑に落ちなかったり戸惑ったりは、いまや珍しくありません」
当のTBSは、番組終了との報道に沈黙したまま。それでも関係者たちは、終了時期は来年と口をそろえる。
「放送35周年を迎えた際は“生放送のバラエティー番組で同一司会者による放送年数の最長記録”としてギネス世界記録に認定され、以降は記録更新を続けてきました。アッコさんも番組も局にとって大功労者。40周年という大きな節目を花道に大団円という筋書きが用意されていますよ」