生足が寒々しいミニスカ女性がズラリ…「立ちんぼ」は年の瀬の歌舞伎町にも 「私服警官に逮捕されるから、大久保公園はもう危ないって…」

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「ヘタに交渉しようものならその場で逮捕される」

 巡回してきた都の警備員が立ちんぼの女性に声をかけるシーンも。彼女は問いかけを完全に無視し、何も答えない。警備員がさらに話しかけようとすると、彼らを振り切るようにその場を離れていった。気が付くと、彼女の周囲にいた女性たちも皆、別の場所に移動したあとだった。

 数分後に元の場所へ戻ってきた自称22歳の女性はこう言う。

「最近はリーマンのふりをした私服のお巡りが声をかけてきて、ヘタに交渉しようものならその場で逮捕される。ここ(大久保公園)はもう危ないからって、ホテル街のほうで立つようになった子も多いんです」

 実際、10月から始まった警視庁の集中取り締まりで、未成年の少女を含む約50人の逮捕者が出た。彼女たちが大久保公園周辺を避けて“営業”するのは、私服警官に狙われないための工夫なのだ。

 寒空の下、冷やかしの見物客の隠し撮りを避けつつ、警察の取り締まりにも注意しながら客を待つ。これもまた、年の瀬の一つの風景になってしまったのか。

撮影・西村純

週刊新潮 2024年12月26日号掲載

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