「茨城県警にはノウハウが乏しい」「過去には大学構内で殺人も」 悠仁さまの警備はどうなる? 「大学に近くにお住まいになった方が」

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自動車で片道1時間半

【前後編の後編/前編からの続き】悠仁さまの筑波大進学に現職教員は「どう接すればよいのか戸惑っている」 学生が明かす過酷な研究生活「一晩中測定があるので、泊まり込みも」

 宮内庁は12月11日、かねて取り沙汰されてきた秋篠宮家の長男・悠仁さまの進路について、来年4月に筑波大学へ入学されると発表した。当面は宮邸から通学されるというのだが、日々のカリキュラムともども、広大なキャンパスでの新生活は“過酷”を極めそうで――。

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 前編【悠仁さまの筑波大進学に現職教員は「どう接すればよいのか戸惑っている」 学生が明かす過酷な研究生活「一晩中測定があるので、泊まり込みも」】では、現職教員が明かした戸惑いの声や、現役学生に聞いた“過酷な研究生活”について報じたが、通学に関しても問題があるという。

 11日午後の会見で秋篠宮家の側近トップである吉田尚正・皇嗣職大夫は、悠仁さまが当面、赤坂御用地にある宮邸から通学されるだろうとの見通しを口にしていた。赤坂御用地から大学キャンパスまで、距離にしておよそ70キロ。自動車では、片道およそ1時間半程度を要するという。

「ちょうど常磐道の渋滞と重なってしまう」

 さる宮内庁関係者によれば、

「ご希望の大学に入られたのは誠に喜ばしいのですが、ご移動の時間が長いため、いくつかの“不安材料”も付随しています」

 とのことで、

「オーソドックスなルートとしては、宮邸を出発して霞が関から首都高速に上がり、三郷ジャンクションから常磐道へ。谷田部あるいは桜土浦で降りるといった行程になるでしょう。ただし、ご登校とお帰りの時間帯がいずれも、ちょうど常磐道の渋滞と重なってしまう恐れがあります」(同)

「ご帰宅が22時近くに」

 常磐道を管轄するNEXCO東日本によれば、下り車線の三郷料金所・流山IC付近では午前6時から8時にかけて長い渋滞が発生しやすく、その最大値は約9キロ25分。また上り車線の柏IC付近では16時から18時までがピークで、最大値は実に約26キロ65分となっている。

「これらを踏まえると、悠仁さまが1限の授業に間に合うには、朝7時前に出発なさらねばなりません。また、お帰り時の渋滞を避けるのであれば、図書館やサークル活動などで過ごされるのも一案ですが、その場合は、ご帰宅が22時近くになりかねません。悠仁さまの乗られる車を運転するのは、庁内の管理部車馬課の職員。大学での滞在時間が長引く場合は現地で交代し、行き帰りで別の職員が運転するケースも想定されます」(前出の関係者)

“学業優先”が危ぶまれる?

 カリキュラムが過酷である上、ご移動にも時間が費やされるとなっては、悠仁さまへのご負担は計り知れない。生物学類OGで元衆議院議員の中野渡詔子(のりこ)氏が言う。

「私の在学時も、学年が上がるにつれ実験が忙しくなり、研究室にこもる学生は少なからずいましたが、皆さん“納得いくまで研究したい”との気持ちで臨んでいたのです。そうした時に、もし“お帰りの時間があるから今日はここまで”となれば、好きな学問を究めようとする向上心や探求心が損なわれてしまうのではないでしょうか。それは、悠仁さまにとって非常にお辛いことだと思います」

 まさしく“学業優先”が危ぶまれてしまうのだ。

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