悠仁さまの筑波大進学に現職教員は「どう接すればよいのか戸惑っている」 学生が明かす過酷な研究生活「一晩中測定があるので、泊まり込みも」

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「バスのせいで授業に遅れても、遅刻扱いに」

 悠仁さまの先輩となる生物学類3年の女子学生は、

「学生の間では、悠仁さまはどうやって通われるのかと話題になっていました」

 としながら、

「1年目は基礎生物学実験が金曜の4~6限にまたがっていて、レポートも書かなければならないのでハードでした。進捗次第では、実験は18時以降に延びることもありました。2~3年次は実験に加えて、下田の臨海実験センターで1週間泊りがけの実習があります。3年の終わりまでに4年次の必修以外の単位を取っておき、4年は卒業研究に集中することになります」

 また、専攻の異なる学生からは、こんな声も……。

「他の学類の授業を受けようとすると、お互いの研究棟が遠い。学内には循環バスが走っていますが、利用者が多くて時間通りに来ないことが多く、満員で乗れない場合もあります。バスのせいで授業に遅れても、遅刻扱いになってしまうのです」(総合学域群の1年生男子)

移動手段は自転車

 何しろキャンパスは南北におよそ4キロ、東西に1キロとひたすら広く、敷地面積は258ヘ クタールで東京ドーム55個分に相当。学生宿舎も点在しており、移動手段の確保は不可欠である。社会・国際学群の4年生女子は、

「構内ではみなさん自転車で動いています。特に体育の授業がある中央体育館が遠く、徒歩ではとても間に合わない。休み時間は15分で、着替えていたら遅刻するので、体育の授業の日はスポーツウェアで登校し、前の授業が終わったらそのまま自転車を走らせていました。そもそもキャンパス内の道路が起伏だらけで、移動だけでも大変です」

 ご入学早々、悠仁さまには容赦ない環境が待ち受けているというわけだ。

 後編【「茨城県警にはノウハウが乏しい」「過去には大学構内で殺人も」 悠仁さまの警備はどうなる? 「大学に近くにお住まいになった方が」】では、気になる悠仁さまの警備問題について専門家の声を紹介している。

週刊新潮 2024年12月26日号掲載

特集「名門 筑波大進学 悠仁さまが直面する過酷さを極める4年間」より

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