「もっと芸能界で売れたい」と改名 名前に「濁点」を入れたら「尋常ではないくらい良いコメントが」

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大原がおりインタビュー第5回

 20歳の時にデビューして以来、芸能界で活動を続けるタレントの大原がおり(48)。41歳の時には、タレント名を「大原かおり」から、現在の名前に改名した。44歳の時には、生まれて初めてレースクイーンにも挑戦。変化を恐れないチャレンジ精神はどこからくるのか。(全6回の第5回)

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――「大原かおり」から「大原がおり」に改名したのはいつですか。

 改名を、きちんと公表したのは、2017年に出演した有吉反省会になりますが、だいぶ前に沖縄に遊びに行った時に、海の家を営んでいるご夫妻が画数を見てくれる占い師さんに出会いました。そこに遊びに行った時に画数を見てもらいながら、「もっと芸能界で売れたいです」という話をした際に 「大原がおり」の名前が生まれました。

――どんなことを言われたのでしょうか。

「かおりちゃんが芸能界で売れない理由は名前の画数にある」と言われました。「か」の字が、ひらがなで三画だけど、五画にしたほうがいい」と。「わかりました」と言って、辞書を見ながら、五画の「か」の漢字を探したのですが、見つからなかったんです。

――どうしたんでしょうか。

 そこで私が、「あっ閃いた、点々つけたら五画になる」思って点々を付けたら「大原がおり」になっちゃったというアホなお話です。

――最初、抵抗はなかったのですか。

 結婚式で名前を記帳することがあったんですが、その時は「か」の字の横に、ササッと、ちょんちょんを書いてました(笑)。記帳って、受付の人も見ているので、ご愛嬌で終わらせていました。

――恥ずかしさがあっても、改名したのはなぜですか。

 やっぱり、もう1度バラエティに出たいと思っていましたが、なかなか出られず悩んでいたので、そのきっかけが欲しかったんです。それで、ある時、事務所にも内緒で、自分のX、インスタ、Facebookの名前を勝手に「がおり」にしました。そのことを、「有吉反省会」(日本テレビ系)で「事務所に内緒で勝手に改名してごめんなさい」と謝罪しました。

――感触はいかがでしたか。

 番組では皆さん大爆笑してくださり嬉しかったです。ヤフーニュースにも載って くれました。本来、改名する芸能人って「名前だけ変えても売れるわけない」「そんなことやったってもう遅い」などと反対派のコメントが多いんです。でも、私が改名した名前がアホすぎて、尋常ではないくらい良いコメントが多くて幸せを感じながら、全コメントを読ませてもらいました。

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