「胸が大きいから芸能人になれるよ」 チャラ男に声をかけられ20歳でデビュー、わずか1年で「レギュラー5本」

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大原がおりインタビュー第3回

 かつて、ミニスカポリスのメンバーとして活躍した大原がおり(48)。芸能界にスカウトされたのは19歳の時だった。当時のあだ名は「おっぱいちゃん」。テレビのダイエット企画で頭角を現すと、瞬く間に売れっ子になった。当時のプライベートなども振り返ってもらった。(全6回の第3回)

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――そもそも、芸能界デビューのきっかけを教えてください。

 それこそ、スカウトでした。19歳の時、六本木です。

――どのように声をかけられたか覚えていますか。

 当時、周りからは、胸が大きかったので「おっぱいちゃん」というあだ名で呼ばれていました。色々、遊んでいた時に、チャラそうな方から声をかけられて、「どこの事務所?」と聞かれたんです。

――何と答えたのでしょうか。

「事務所とか入っていません」と言ったら、「胸が大きいから芸能人になれるよ」と言われたんです。その時は、「そんな簡単なわけないけど、じゃあ、うちのお母さんもお姉ちゃんもおばあちゃんも巨乳だから芸能人になれるのかな」と思ったりしました。

――その後はどうなったのでしょうか。

 ある方からグラビア撮影を中心にしているカメラマンさんを紹介され、そのカメラマンさんの会社に行った時にバッタリお会いしたのが(倒産した)芸能事務所の元社長でした。「お話を聞いてほしいので 、今度事務所に来てください。一人は怖いと思うので、もし良かったら、お母さんと一緒に来てください」と言われて、母と一緒に事務所に行きました。母からは「信じてみてもいいじゃない」と言われ、事務所に所属することになりました。

――20歳でデビューして、すぐに仕事は決まったのでしょうか。

 土曜の昼にやっていた「邦子がタッチ」(テレビ朝日系)という番組があったんです。山田邦子さんが司会の情報バラエティです。そこでダイエット企画があったのですが、最初にチャレンジしていた女の子がなかなか、やせることができなかった。それで、その女の子と別の20人の ぽっちゃりの子が対決しようという企画が持ち上がったんです。

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