48歳で事務所が倒産した「元ミニスカポリス」 109→アルタ前→竹下通り…果たしてスカウトマンに声をかけられたのか

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大原がおりインタビュー第2回

 今年、所属する芸能事務所が破産し、現在は再起を図っているタレントの大原がおり(48)。倒産直後には驚きの行動を取って、ヤフーニュースでも取り上げられた。演出家のテリー伊藤も絶賛したその“行動”とは。(全6回の第2回)

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――事務所倒産のニュースを聞いた時、どのように思いましたか。

 私は28年も所属していたのに、ニュースでは、「壇蜜、吉木りさら他52名」という表記だったんです。私の名前が一切、ニュースに載っていなくて、悲しさよりも自分の知名度の低さを感じ情けなくなりました。

――ニュースのあと、周囲から全く連絡がこなかったわけではないですよね。

 もちろん、事務所の名前を見て、「がおりの所属していた事務所だよね、大丈夫?」と連絡をくれた友達はいました。Xでも検索してみたのですが、「大原がおりは、大丈夫か」みたいな、ふんわりとした呟きが3件くらいヒットしただけでした。

――ほかに連絡はこなかったのでしょうか。

 知り合いの方からたくさん連絡をいただきました。私を救ってくれる連絡かと思いきや、そうではない方もいて……。怖いもの見たさじゃないですが、興味本位で連絡をしてきているのがわかりました。「情報収集好きなんだろうな、このおじ様……」と思いながら、対応しました。

――事務所倒産後、驚きの行動を取ったようですが。

 同じ事務所だった後輩の心配ばかりをしていましたが、ふと気づくと、みんな次の事務所が決まったのに、私だけ事務所が決まっていなくて、「そうだスカウトされに行ってみよう」と思い、街に出てみました。私たちが若かった頃、スカウトと言えば、原宿かSHIBUYA109だったので、最初に109前に行ってみました。でも、スカウトマンとは一切目が合いませんでした(笑)。

――SHIBUYA109前からは、自身のインスタで報告もしていましたね。

 はい、「スカウトされないのですが場所が違うのかな?」って書き込んでみたら、「いや、問題は場所じゃねえだろ」みたいなツッコミをたくさんいただきました(笑)。そのことが、ヤフーニュースに載り、倒産したことに関して、ようやく名前が載ってくれた瞬間となりました……。

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