【追悼】「巨人の進撃が景気を刺激するかも」 渡辺恒雄主筆が知人への手紙に綴っていた“キレ味鋭い”文章を公開
一般的には「傲岸不遜」「強面」といったイメージが強かったが……
12月19日、渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆が亡くなった。98歳。
経歴や業績、メディア界・政界・球界におけるエピソードはすでに各メディアで報じられている通りである。今回ご紹介するのは、渡辺氏が付き合いのある人たちに送った手紙である。生前、渡辺氏は定期的に手紙を送っていた。直筆ではなく、おそらくはスタッフがワープロで打った短いものなのだが、自身や巨人の近況から政治経済まで、渡辺氏のその時々の関心事や気持ちが伝わる内容となっている。その一部を見てみよう。...