西武の契約更改はなぜ揉める? 配置転換にメジャー志願、背番号も…直訴続々
平良が保留 2年前にも「納得できない」「大爆発です」
ひと昔前のプロ野球の契約更改交渉は、保留や越年が日常茶飯事。交渉後の記者会見では、選手が球団批判をぶち上げることもしょっちゅうで、シーズンオフの風物詩となっていた。近年は保留そのものが激減。事前に入念な“下交渉”が行われ、概ね合意した上で正式な交渉の場に就くようになったからとみられる。ところが、例外的に何かと紛糾し話題を提供しているのが埼玉西武ライオンズの契約更改交渉。特に投手陣の場合だ。
今年も平良海馬投手が、12月3日に行われた1回目の交渉で契約を保留。...