農村で書店を始めた文在寅氏、尹大統領の“自滅”に小躍りする理由とは 「収賄の被疑者として逮捕・投獄の危機が忍び寄っていた」
尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の“自滅”を喜んでいるのは、李在明(イジェミョン)氏だけではない。前任の文在寅(ムンジェイン)氏も内心、小躍りしているというのだ。
言うまでもなく文氏は強硬な対日政策を取り「戦後最悪の日韓関係」をもたらした日本の天敵で、「対日協力路線」の尹大統領の対極にある。とはいえ、政治の第一線から退いたはずの文氏にとって、なぜクーデター失敗が望ましいのか。それは、韓国の大統領は退任後に逮捕・投獄されるという“慣習”が、文氏にも迫ってきていたからに他ならない。...