「部屋を見回しても美穂の姿が見当たらず…」 中山美穂さんの事務所社長らが明かす発見時の様子と、デビュー当時の純朴な素顔

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

「200枚のプロットを1日で読んでしまった」

 ドラマでも「君の瞳に恋してる!」を皮切りに、フジの定番「月9」のヒロイン役を7作で演じ、歴代最多を記録した。

「君の瞳に~」のプロデューサーで現在、関西テレビ社長の大多亮氏が、

「アイドル人気の絶頂期でしたが、芝居と歌手の両方でデビューして、あそこまで昇り詰めた人はそういないのでは。押しも押されもせぬ時代のトップスターだったので、常に緊張感をもって接していました」

 と回想すれば、「眠れる森」を企画した亀山千広BSフジ社長も仕事ぶりを称賛する。

「『眠れる森』では脚本家の野沢尚さん(故人)が、200枚近くもあるプロットを書いてくださった。そのプロットを彼女に渡した翌日、1日で読んでしまったと聞いて驚いたのをよく覚えています。プロの女優さんだと感じました」

 後編【中山美穂さんのトシちゃんとの“ハワイ逃避行” 当時のマネージャーは「上手にやってくれればよかった」 今だから話せる“秘話”とは】では、当時のマネージャーが「今だから話せる」秘話を明かしている。

週刊新潮 2024年12月19日号掲載

特集「急逝 中山美穂 切ない人生に『生い立ち』『男』『事務所』」より

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。