多くのアメリカ人が「原爆投下は正しかった」を譲れない理由…在米経験のある編集者が感じた「自己正当化」の実態
我が国が世界一
日本原水爆被害者団体協議会(被団協)がノーベル平和賞を受賞し、授賞式が執り行われた。核兵器廃絶に向けた長年の活動が世界に認められた形ではあるが、核の非保有国であるノルウェーの「ノルウェー・ノーベル委員会」が候補者を選定するだけに、今回の決定が核廃絶に向けての大きな動きに繋がるかということについては、懸念を抱いている。
私は1987年から1992年までアメリカで中高生時代を過ごしたのだが、世界史とアメリカ史の中で教わる核兵器への考え方は、アメリカでは「アメリカこそ正義」で固められているのだ。...