悠仁さま、やはり「ひとり暮らし」ご希望の理由は 「痴漢」「食事に毒」まで想定する警備陣の苦労

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通学方法に注目

 秋篠宮ご夫妻の長男で筑波大学附属高校3年生の悠仁さまが来年4月から筑波大学(茨城県つくば市)に進学されることになった。現在その通学方法に注目が集まっているが、悠仁さまの希望は以前と変わらず「ひとり暮らし」なのだという。その理由も含めてお伝えする。

 筑波大学附属高校3年生の悠仁さまは来年4月から筑波大生命環境学群生物学類に進学されることが決まった。

 昨年11月、赤坂御用地などで行ったトンボ類の生態調査の成果について国立科学博物館のトンボ研究者らと共著という形で論文にまとめて発表され、今年8月には京都で開かれた世界最大規模の昆虫に関する学術会議に主催者側の招待を受けて参加。論文の共著者でもある国立科学博物館の研究者はトンボ調査の中間報告をポスターの形で発表した。これは悠仁さまと共に行っている皇居での調査をもとにしたものだ。そういった調査や研究をベースに学校推薦型選抜を受験されたということだ。

 悠仁さまが関心を持つ分野での研究を同大学で自由かつ活発になさることが望ましいのは言うまでもない。

駅で待ち構えも

 小中高といずれも学習院以外の学校で学ばれたのは戦後の皇族では悠仁さまが初めて。大学進学先についてはこれまでさまざまに取り沙汰されてきたが、今回の進学で結論が出たことになる。現在、注目が集まっているのが通学方法についてだ。

「宮邸からの車通学というのが報じられ、確かに有力視されているようです。これまで警備面への懸念を折に触れて示されてきた紀子さまと警備担当部局との間で“車通学が、最もリスクが低い通学方法だろう”との見方で一致していると聞いています」

 と、担当記者。

「仮に電車通学の場合、悠仁さまに対して何らかの行動を起こそうとする者は乗降が想定される駅で待ち構えていればよい。悪意を持つ者にとって、“それは何ら難しいことではない”とのことでした。考えすぎかとは思うのですが、車内では痴漢トラブルなどに巻き込まれる可能性もあることまで想定されているそうです」(同)

食事に毒を

 さすがに周辺をSPで固めるので痴漢トラブルは現実味がないだろうが、電車内では日常的にさまざまなトラブルが発生する。将来の天皇陛下に対してはあらゆるリスクを想定し、排除することが求められるのは当然だろう。

 ちなみに東京と筑波を結ぶ、つくばエクスプレスにはグリーン車はおろか指定席も存在していない。

「一方で宮邸を離れて下宿する場合、寮なのか集合住宅なのかによって違うわけですが“例えば寮なら食事に毒を盛られるということもあり得る”といったシミュレーションが実際になされているとか。そう言われれば確かにその通りで、となると“あれもこれも大変ではあるが、車通学がそのなかでは警備的に安全を担保できる可能性が最も高い”との指摘もうなずけるのかもしれません」(同)

 皇族に限ったことではないが、警備は成功して当たり前で失敗が許されないだけに現場では周到なシミュレーションが展開され、相当な緊張感が漂っているとされる。

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