「包丁」を変えたら食生活が劇変…料理好きネット編集者が衝撃を受けた「調理器具」ベスト3
アマゾンランキング1位
それまでイヤでイヤでたまらなかった作業が、たった一つの道具によって、変わってしまうことってないだろうか。今回は、私の料理人生に革命を起こした「千切りキャベツ用スライサー」「(大根等の)おろし器」「魚捌き包丁」の3つを紹介する。
【感動】ギコギコはしません! どんな魚もスーッと捌けちゃう包丁の姿
焼き魚をよく食べるため、大根おろしはよく作っていた。だが、以前使っていたおろし金は、目が細かいもので、おろすのに時間がかかった。さらに、おろし金をガラスの器の上に乗せ、そこから大根おろしと水分を落とす形式ですりおろしていた。すると、まずおろし金が器の上で滑り危うく指を怪我しそうになったり、器自体が右へ左へと動いたりと不安定極まりない。
そんな悩みを抱えていた中、アマゾンで見つけたのが「貝印 KAI おろし器 おろし専科」だ。同商品は2015年10月1日に購入したが、当時おろし金カテゴリーではアマゾンランキング1位だった。現在は14位である。三層構造になっており、プラスチック製おろし金の下に固形物を溜めるザルのような構造のプラスチックの容器があり、その下に透明のプラスチック容器がある。
トンカツ屋の千切りキャベツを
ポイントは傾斜である。手前から奥に向かって下がっていくのだ。このため、力強く大根をおろすことができる。それこそ、以前のおろし金で高さ3cmの大根を使って大根おろしを作ろうとしたら5~6分はかかっていただろうが、貝印のおろし器なら2分で終了。しかも、この4年間は釣りに行く機会が激増したため、アジやカマス、サバ、カサゴなどの塩焼きが食卓に上ることが多くなった。そんな中において、憂鬱な大根おろし作りがむしろ楽しくなってしまった。これは人生を変えてくれた買い物である。
そして同様なのが、ロケットニュース24が「キャベツ革命」「フワッフワキャベツを秒で大量生産」と絶賛した「キャベピィMAX」である。記事内では動画で次々と細切りのフワフワ千切りキャベツが完成していく様が見られ、つい買ってしまった。スーパーで白身魚フライやカキフライを買うのが好きなため、その付け合わせとしてキャベツは必須なのだが、何しろ包丁では荒い切り口になり、トンカツ店で出てくる千切りキャベツのようにフワフワにはならない。ところがキャベピイMAXではトンカツ店の千切りキャベツをある程度再現できるのである! なお、この商品は切れやすすぎるため、持ち手用の手袋もメーカーは販売している。
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