「女優なのに自分の居住地を答え…」 「おむすび」で注目、田畑志真の“純朴すぎる”素顔とは

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 目下、福岡から舞台を移し「再びの神戸」編に突入したNHK朝ドラ「おむすび」。橋本環奈(25)演じる主人公は、久々に故郷へ帰り幼なじみと再会する。今後ハシカンを支えるその友人役、演じるのは“名脚本家”の秘蔵っ子なのだとか。

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 放送開始から早2カ月の朝ドラ「おむすび」が新展開を迎えている。阪神・淡路大震災がきっかけで福岡に移住していた主人公・結(ゆい)たちの一家が、故郷である神戸に舞い戻ってきたのだ。

「“ギャル魂”に目覚めた結は、髪も金色に染めメイクやネイルもバッチリ。普段と違う“平成ギャル”ルックのハシカンが話題を呼びました」(芸能記者)

 視聴者も目を見張った“1000年に1人の美少女”の変貌ぶりに驚嘆しつつ、一家を温かく迎え入れる神戸の人々。その中で密かに人気を集めているのが、結の幼なじみとして登場した新キャラ、佐久間菜摘である。

「演じる田畑志真(たばたしま・18)は今年の3月に高校を卒業したばかりの若手ですが、デビューは8年前とキャリアは長い。福岡のギャル仲間とは真逆の、いかにも“地元の友達”然とした素朴な雰囲気で、視聴者の癒やしとなっています」(同)

「女優さんにしては珍しいくらい警戒心がない」

 熊本育ちの田畑は、小学生の時に父親の転勤に伴い上京。着実に出演を積み重ね、朝ドラという大舞台をつかんだ。彼女にインタビューしたことがある芸能ライターの斉藤貴志氏が、その来歴を振り返る。

「有村架純が主演の映画『前科者』では、中学生時代の主人公という重要な役を担当。目の前で殺人が起こる凄惨なシーンでは、悲愴感を前面に出しながら演じています。フジテレビの木曜劇場『モンテ・クリスト伯』でも、目の前で両親を殺されて慟哭(どうこく)する迫真の演技を見せました」

 ハードな役柄ばかりこなしているように聞こえるが、当人の人柄は「天真らんまんそのもの」だそうで、

「熱烈な野球ファンと聞いたので“どのチームが好きなの”と尋ねたら、“どこに住んでるの”と聞き違えたらしく、あっけらかんと自分の居住地を答えていました。女優さんにしては珍しいくらい、警戒心がないというか純朴というか……。また、緊張している新人カメラマンに話しかけてあげるなど、気遣いも欠かしませんでした」(同)

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